2010年3月3日水曜日

集団虐殺の生存者へのTFT

集団虐殺の生存者へのTFT(ルワンダ)
Thought Field Therapy with Survivors of the Genocide
Izere Center in Nyinawimana Parish
Byumba Diocese in Rwanda

 1人の小学生は、学校に行くことができなかった。それは、彼には強烈な激怒があり、物を投げたり、壊したり、かんしゃくを起こしたり、痛烈に批判をしたりするからだ。彼は、肉体的にたくましく、彼の小柄な母親は、彼の保護や世話にとても困り、疲労していた。激怒の引き金は、彼が自分のしたいことができない時、気に入らない時、自分のやり方が通らない時であった。息子のことで援助が欲しかった母親にTFTのことを説明した。反対性oppositionality(心理的逆転)、怒り、激怒、トラウマのアルゴリズム治療を母子に見せた。

 子どもは、初めは協力的ではなかったが、PRの修正後、母親にタッピングされることを許容するようになった。そして、母親には、激怒が起きれば、思考場がうまく作られているということで、すぐに治療の効果が確認できることを注意しておいた。

 母親は理解したようで、ATFTチームはルワンダ人セラピストに蹴ったり殴ったりされないようまずサポートに入った。母親には、息子が自分でタッピングができるよう遊んでいる水のボトルを渡すように言うことを指示した。すると、彼はかんしゃくを起こし始めたので、ルワンダ人セラピストと母親がPRをタッピングすると、皆驚いたことに、かんしゃくが突然止まり、言われた通り彼は母親にボトルを渡し、自分でタッピングをし始めた。彼は落ち着いてすべてのポイントを自分でタッピングしたのだ。ぐちぐちと不平もなく、ぼそぼそと泣き言もなく、叫んだり、蹴ったり、物を投げたり、叩いたりすることもなく、笑って治療を繰り返したがったのだ。

 母親は同じアルゴリズムで自分のフラストレーションについて行うと、落ち着いた反応を感じられ、自分の強烈な感情を和らげた。彼女は、自分自身のTFTでのフォローアップと親のサポートのためにIzere Centerに予約をした。

1人の年配女性には幻聴があり、非常に混乱した状態での集団虐殺のトラウマと恐怖を和らげた。彼女は、初め焦点を合わせるのが困難で、虚ろだが怯えているように見えた。

 彼女は歯を見せ始め、彼女や家族が殺されるような幻聴に対して回りを見渡し、目を回しながら声に答え、彼女が内部で体験していることを見回しながら腕を振り、地面に足を叩きつけ、彼女が座っていた後ろの椅子に唾を吐いた。彼女は、腕を激しく振りながら、何かを叫んで、一つのポイントに唾を吐きかけた。

 PRとトラウマのアルゴリズムを始めて、彼女がより現在にいる感覚が出てくると、彼女は声から逃げようと立ちあがって走り出すところだった。彼女は、意識的にセラピストやATFTチームのセラピストを直接見ると、頭を振って、まるで初めて会うような感じになった。

 我々は診断アセスメントを行い、ルワンダ人のセラピストは診断の治療ポイントを使って彼女を治療し続けた。彼女は興奮していたが、フォーカスはできていて、体がリラックスしてきて、目に

光が戻ってきた。むき出しの歯もリラックスしてきて、解放と安心の大きな微笑みに変わってきた。幻聴がなくなり、視点も合い、全く現在にいるようだ。解離に入ったり、出たりというのももうなく、強迫的な内的体験に反応もしなくなった。彼女のSUD10点プラス(以上)から0点になり、治療の終わりには、彼女の唯一の恐怖はそれがまたもどってくるのではないかというものだった。

 治療プロトコルはキニヤルワンダ語で書かれ、彼女は読めないが、彼女の13人の子供のうち生存している7人の何人かが読めるという。また、週に2度はIzere CenterでのTFTサービスが継続されることが伝えられた。彼女はびっくりして、ずっと遠くで迷っていて、今地球に戻ってきた感じで、頭の中は声も痛ましいフラッシュバックもなく静かになったと語った。彼女にはもう呪われている感じはなく、胃と胸にあった刺すような痛みは完全になくなり、元気が出て、解放感と安心感を体験できることに喜びと感謝を表してくれた。

敬具

キャロライン・サカイ 博士、TFT-Dx, TFT-VT
TFT協会 副会長

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